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【レポート】『開工神戸-KOBE OPEN FACTORY-』2024に参加しました。

今年も参加した開工神戸。昨年同様、多くの方に訪れてもらうことができました。
(開工神戸とは、神戸地域産業の活性化を目的とし、市内ものづくり企業の魅力を発信するため、地域一体となりおこなう神戸市主催のオープンファクトリーイベントです)

写真左:宮原ゴム外観/写真右:今回の受付に用意されたボード

工場1階では、来ていただいた方に工場が稼働する様子をスタッフがじっくりと説明。 「自分で手芸をしていることもあって、ものづくりが好き。オープンファクトリーは気軽にものづくりの現場が見られていいなと思う。普段、学校の社会見学でもないと入れないような場所だから」とお話ししてくれた方もいました。

上写真2枚:スタッフが工場をご案内する様子/下写真2枚:ご案内待ちのあいだに製造に関する動画を見ていただいている様子

2階では、去年に引き続き、人気のスーパーボール作りワークショップをおこないました。親子連れで来てくださる方が多く、2歳のお子さまから小学生のお子さままで沢山ご参加いただきました。
ワークショップではまず、ビー玉に自由に絵を描いてもらい、そのあとそのビー玉にゴムを巻きつけたものを焼き上げ、スーパーボールに形成します。
まだ自分でうまくペンを握れない子は、お母さんお父さんに描いてもらうことも。アンパンマンを描いてもらった小さな子は、そのビー玉にゴムを巻き付けたときにせっかくのアンパンマンが隠れていなくなってしまって、「あんぱんまーん!」と涙。かわいそうではありましたが、周りはその様子にみんな、かわいいかわいいと言いながらスーパーボールづくりを進めていました。

スーパーボールを焼き上げるあいだは、恒例の、ゴムに関する豆知識的なお話しを。
「スーパーボールに使われているゴムは落とせば跳ねるゴム。でも、跳ねないゴムもある」「タイヤが黒いのはゴムに煤を集めたものを練り込んでいる、それを練り込まないと力がでないからタイヤは必ず黒い」そんなことを説明すると、大人もお子さまも興味深く聞いてくださるのが嬉しい限りです。

写真左:ワークショップの説明をする様子/写真右:ビー玉に思い思いのデザインをする様子

写真左:参加者の方によってアンパンマンが描かれたビー玉/写真右:ビー玉に規定量のゴムを巻きつける様子

写真左:焼き上げの瞬間を待つ参加者のみなさん/写真右:出来上がったスーパーボール


今回の開工神戸のアンケートに、「長田にこんなニッチな技術をもった会社があるのは知らなかった!普段使っている物が出来ていく過程を知れて、ものづくりって面白いなーと思いました」とのお声もありました。
次の機会があればまた、ぜひいろいろな方に宮原ゴムを覗きに来てほしいと思っています。

(宮原ゴム工業株式会社 宮原良信)

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